自分の股下を把握している人はどのくらいいるのでしょうか?
身長や体重は最低でも「年に一回」は測る機会がありますが、股下に関してはそう多くはないはず。
実は、ファッション界において、股下の長さを知ることは“おしゃれを知ること”への一歩でもあると言われています。
股下の長さを知り、自分の身体に合った服選びをすることで、コーデをうまく着こなすことができるからです。
今回は「メンズの股下平均」や「測り方」、「股下の長さごとのコーデ」について解説していきます!
前提: 座高は参考にならない!
股下の長さを知ろうとする時、実は「座高」というはあまり参考にならないということをご存知でしょうか?
座高とは、座った状態でのお尻から頭のてっぺんまでの長さを指します。しかし、これは“下半身コーデ選び”に関して言えばあまり意味がない長さ(あるいは指標)です。
実際に下半身コーデを選ぶ際に重要となるのは下半身、特に「股下の長さ」です。
股下の長さによって、同じ身長の人でもパンツのサイズ感やシルエットが大きく変わってくるため、おしゃれするためには自分の股下を正確に知っておくといいでしょう。
メンズ股下の長さ目安一覧
股下の測り方をご紹介する前に、まずはメンズの股下平均をご紹介します。
以下は、
AIST人体寸法データベース
を参考にした統計データです。
【統計を100人あたりの順位に仕分けると】
2~3位 | 86cm |
7位 | 84.1cm |
16位 | 82.2cm |
37位 | 80.3cm |
50位 | 78.3cm |
63位 | 76.4cm |
84位 | 74.5cm |
93位 | 72.6cm |
98~99位 | 70.6cm |
真ん中のデータは「78.3」となっているので、78.3cmより長いか短いか、が基準となりそうです。
なお、この統計は日本人の平均身長を参考に算出されたものなので、あくまでも参考程度にしてください。
股下の測り方
ここまでデータがはっきりしていると、自分の股下の長さが気になるところですね。
実際に、自宅でもカンタンに股下の長さを測れる方法をご紹介したいと思います。
① 測定ポイントとして、付箋を用意しましょう。
② 裸足で壁に背を向けて立ち、足先を壁につけて立ちます。
③ 雑誌や角の立ったものを使って股に挟みます。
④ 雑誌の短辺を壁に密着させ、水平を保つようにします。
雑誌の上端が壁に触れる位置に付箋で目印を付け、その地点から床までの距離をメジャーで測ります。この長さがあなたの股下のサイズです。
かなりカンタンに測れる方法ですね!
股下が短い!低身長メンズはこう対策せよ
股下の長さも相まって、なかなかおしゃれに気を遣えないというメンズもいると思います。
最後に、そのようなお悩みの方におすすめのコーデ対策をご紹介します。
・対策その1:
服選びの際は、自分に合ったサイズ感を重視しましょう。ダボダボのパンツは絶対に避けるべきです。足をより短く見せてしまう原因になります。ピッタリとしたスキニーパンツなどを選ぶと、スマートな足に見せることが可能です。
・対策その2:
TALLSHOESとしてはシークレットシューズの活用もしてもらいたいところです。
シークレットシューズとは、外見上は通常の靴と変わらないものの、内蔵された隠れたヒールが身長を自然に盛り上げてくれます。
さらに、足も相対的に長く見せることができます。
まとめ
今回は、メンズの股下平均やその測り方、さらには股下の長さに応じたコーディネートのポイントについてご紹介しました。股下の長さを知ることは、自分に似合う服を見つける上で非常に重要です。それによって、スタイルが良く見えるだけでなく、ファッションを楽しむ幅も広がります。
この記事が、みなさんのファッションに役立つ情報となれば幸いです。